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ミカン科のダイダイの成熟した果実の皮を乾燥させたもの。肉厚で、内側の白皮を取り除いたものが良品とされています。漢方薬としては芳香性苦味健胃剤として食欲不振,嘔吐などに用いられるほか、駆風(くふう)薬、咳止めなどに使われます。また、香味剤(香りや味をつけるための原料)として飲料や菓子、あるいは香水などに幅広く用いられています。
原産地はインド・ヒマラヤ地方で、樹高が4〜5メートルになる常緑樹です。日本では和歌山、山口、愛媛、徳島、宮崎などが多く、外国ではスペイン南部、イタリアのシシリー島、中米の西インド諸島が多く有名です。日本産ではカブス、ザダイダイの2種類が知られ、カブスは熟して濃い黄赤色になり、ザダイダイは橙黄色で年を越すと再び緑色になります。
香橙湯(こうとうとう)、トウヒチンキとに処方され、トウヒシロップの製造原料として用いられています。
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